水のまめ知識・おいしい水の条件
東洋一といわれる柿田川湧水の源、富士山の伏流水。
柿田川遊水池にて
山栄食品の製品は、おいしい水が豊富といわれる場所で作られています。本社のある静岡県御殿場市もそのひとつ。日本有数のおいしい水の地域ではないでしょうか。
そこでちょっとまめ知識。美味しい水の条件をご紹介します。(御殿場市ホームページより)
御殿場市の水道水は、東洋一といわれる柿田川湧水の源である富士山の伏流水を利用しています。この地下水は、富士山に降った雨や雪が地下にしみ込み、自然の濾過や浄化作用を受けながら適度のミネラルを溶け込ませるなど、富士山の恵みをふんだんに受けたおいしい水になっています。
おいしい水の要件としては、1985年に厚生省が発足させた「おいしい水研究会」がとりまとめた7項目の要件が示されていますが、御殿場市の水道水もこの要件にほぼ沿った水質であり、PH8前後の弱アルカリ性のまろやかな味を示しています。
おいしい水の要件
柿田川遊水池にて
蒸発残留物(30~200mg/リットル) 御殿場市(96~180mg/リットル)
水に含まれるカルシウム等のミネラル分や有機物の量を表します。 ミネラル分は味に影響を与え、多く含む場合も極端に少ない場合も味をまずくします。ほどよく含まれると水の味がまろやかになります。
硬度(10~100mg/リットル) 御殿場市(40~94mg/リットル)
水に含まれるミネラルの主成分であるカルシウムやマグネシウムの含有量をあらわし、ほどよく含まれると水の味をまろやかにします。 硬度が低すぎる水は淡泊でコクのない味がします。一方、硬度が高い水は、石鹸の泡立ちが悪くなります。
遊離炭酸(3~30mg/リットル) 御殿場市(2mg/リットル以下)
水に溶解した炭酸ガスの量を表します。
残留塩素(0.4mg/リットル以下) 御殿場市(0.3mg/リットル以下)
水温(20度以下)
過マンガン酸カリウム(3mg/リットル以下) 御殿場市(0.5mg/リットル未満)※
臭気度(3以下) 御殿場市(1未満)※
※管理20項目より
適度なミネラル、自然の恵み
御殿場市の水道は東洋一の湧き水と言われる「柿田川湧水」の源である富士山の地下水を利用しています。
富士山に降った雨や雪は地中に浸透し、ゆっくりと時間をかけてろ過されていくわけですが、その自然の過程の中で富士山の地下水は適度なミネラルを含んだおいしい水となって湧き出ててくるわけです。
そんな地下水を利用した水道水ですから、水がおいしいわけですよね。自然の恵みに感謝です!
おいしい水には要件がありますが、それは御殿場市公式ホームページに掲載されています。御殿場市には大きなデパートなどはありませんが、自然も豊かですし、とても住みやすい環境です。
近くにはアウトレットパークもありますし、観光地ならではの施設も充実しています。
自然が豊かで水もおいしい御殿場市、もし地方に興味がありましたらお勧めの場所です